堤防で釣れる危険な魚 アカエイ
泳がせ釣りであがったりします。
よく見かける大物です。
残念な様子の釣り人が大半です。
こどもたちは喜んでいます。
アカエイは毒針を持つ危険な魚です。
注意しましょう。
毒は長い尻尾の中ほどにある10cmほどの長くて太いトゲがあり、この針に毒腺があります。
トゲには、鋸歯状(きょしじょう)の「返し」があり、一度刺さると抜けにくくなっています。また無理に抜こうとすると傷口が広がり、さらにダメージが大きくなります。毒トゲには、尾を振り回すことで切り裂くナイフのような働きもあり、アカエイに触ったり踏みつけたりすると思わぬ大けがをすることもあります。
釣りをしていて踏みつけてしまうことはあまりないと思います。海水浴や潮干狩りで踏みつけるということがあるといいます。
怖いですね。
アカエイの毒
トゲを持った魚の毒は種類によって違いはあってもたんぱく質毒といわれています。直接キズの中の細胞を壊し炎症を起こします。
そのため、刺された直後から激しい痛みに襲われます。10分くらいすると刺すような痛みに変わります。細胞が破壊され壊死を起こし始めます。重症の場合は血圧低下、呼吸障害、下痢、発熱等の全身症状が出て、最悪の場合、アナフィラキシーショックにより死に至ることもあります。
アカエイに刺された場合は患部を水やお湯でよく洗い、毒を搾りだした後、出来る限り早く医療機関で手当てを受けるようにします。
たんぱく質毒は熱に弱く、60℃以上の高温で毒の成分が分解されるといわれています。キズ口の周囲に火傷にならない程度の熱湯(43~50℃程度)を注いだり、容器に入れたお湯に患部を浸すなどの方法も、応急処置としては効果的だとされています。
参考にしてください。
食べることができます
怖い話のあとですが、アカエイは食べることができます。
捌く前に尾を根元から切り落としてしまいましょう。
安全に行いましょう。
アカエイのムニエルなどお店でもメニューとしてあります。
いろいろな調理方法があります。
調べてみましょう。
毒針にはくれぐれも気を付けてください!